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「オーケー・ブーマー」とは何か?
「オーケー・ブーマー」とは
「オーケー・ブーマー」は最近世界の若者の間で爆発的に流行っているフレーズです!
元は英語で「Ok.Boomer」から来ています。
基本的には、若者が年配の方に様々な注意(特に時代錯誤の古めかしい意見など)に対して反論するときに「オーケー・ブーマー」と言うことで、彼らを軽くいなす感じで使います!
ちょっと日本人的には意味が取りづらいですよね。
というわけで、次には意味についてみてみましょう!
「オーケー・ブーマー」の意味
まず、先ほども見たように「オーケー・ブーマー」は英語の「Ok.Boomer.」からきています。
ここでいう、「Ok」とは日本語のオーケーのように、ポジティブな意味ではなく、どっちかというと「わかったわかった(ちょっと黙っててね)」みたいなニュアンスです。
一方、Boomerとはbaby-boomer、すなわち団塊世代(1950年代生まれぐらいの人々)のことを指します。年齢でいうと60歳代、70歳代の人たちです。
両者を合わせると、「オーケー・ブーマー」とは団塊世代に対して皮肉を込めて、「わかったわかった」というような感じです。もっときつくいうと、「団塊世代はちょっと黙ってて」みないな感じです
「オーケー・ブーマー」が世界的に流行しているわけ
「オーケー・ブーマー」の由来
そもそも「オーケー・ブーマー」の由来は何でしょうか?
ニュージーランドの女性議員が、団塊世代の野次に対して「Ok.Boomer.」と切り返したことがきっかけと言われています。
この議員が「Ok.Boomer.」と発言した動画が世界に拡散し、世界的に流行することになったのです!
「オーケー・ブーマー」が世界的に流行しているわけ
「オーケー・ブーマー」が世界的に流行しているわけは、まずなんと言っても年齢層の高い団塊世代に対して不満が溜まっている若者が多いことにあります。
例えば、失業したり、過酷な労働環境で働いている若者からすれば、年齢層の高い団塊世代からの小言など、お節介でしかないでしょう。
他にも、グレタさんのような未成年者が大人に対して不満をぶちまけるような様子も世界的に拡散されていますから、やはり現代の若者には「怒れる若者」が一定数いるということなのでしょう。
その他、英語圏の若者にとっては「オーケー・ブーマー」というフレーズはコンパクトで利用しやすい表現であるということも挙げられます。確かに、歳上のおじさん、おばさんたちの小言を、「オーケー・ブーマー」の一言で切り捨てられるのだから、便利であると言えるでしょう。
「オーケー・ブーマー」が世界的に流行しているわけは、以上のように、若者に年上世代に対する不満が溜まっていることに加え、表現としてシンプルかつ使いやすく、若者の感情を一言で表しているからと言えるでしょう。
まとめ
さてさてまとめです!
●「オーケー・ブーマー」とは、ニュージーランドの若手女性議員が団塊世代の議員の野次に対して放った「Ok.Boomer.」という発言が由来
●「オーケー・ブーマー」というのは「団塊世代は黙ってて」というようなニュアンスで、おじさんやおばさんの「最近の若者は…」などという小言をいなすのに使う。
●「オーケー・ブーマー」が流行しているのは、若者に不満が溜まっていて、この言葉がシンプルで使いやすいから
というわけで、皆さんも機会があれば?「オーケー・ブーマー」と言って反論してみてください!
