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はじめに
今回は司法試験予備試験を受けるべき3つの理由についてお話ししていきたいと思います!
かくいう私も恥ずかしながら今回が二度目の受験でございまして…💦昨年の成績については別の機会にお話しさせていただけたらと思います!
では早速本題に入っていきましょう!
司法試験予備試験とは?
ここではまずそもそも司法試験予備試験とは何かをご説明したいと思います!
(指定校推薦やAO入試等で既に法学部の進学が決まっているなど、法曹資格に興味はあるけれど、まだいまいちどうやってなるのかが掴めていない人向けの解説です。そんなの知ってるよっていう方は飛ばしてもらって大丈夫です。)
まず、裁判官・検事・弁護士の資格を手にするには司法試験に合格する必要があります(裁判所書記官を経るなど、ごく一部の例外除く。)!
ここまではわかっている人も多いと思うんですが、ここからが少し複雑ですのでご注意ください。
その司法試験を受けるためには①司法試験予備試験に合格するor②法科大学院を卒業するの2つの手段があります。
法科大学院を卒業するためには、学部で4年(早期卒業の場合は3年)勉強した上で、法科大学院に2年間(未修コースなら3年)通う必要があります。
なにが言いたいかというと、②法科大学院を卒業するという方法は時間がかかるわけです。
それから法科大学院も当然授業料がかかるので、お金もかかります…
そこで①司法試験予備試験の出番です。この試験には受験資格はありません!
そしてこれに合格すれば、法科大学院を卒業することなく、司法試験を受験できるわけです。
要するに、もしも大学の学部に在学中に司法試験を突破したいのなら、絶対に予備試験に受からなければいけないというわけです。
さて、予備試験とは何かを確認したところで、予備試験を受けるべき理由についてお話ししたいと思います!
司法試験予備試験を受けるべき3つの理由
理由① 就活で圧倒的優位に立てる!
これは特に弁護士を目指す方に関係する話ですが、弁護士になるためには就活をする必要があります。
そして特に人気の4大事務所と呼ばれる、4つの大手法律事務所は競争率が高いので厳しい戦いになります…初任給1000万円越えとも言われる超好待遇の事務所なので当然と言えば当然です。
しかし!この点、予備試験合格者は圧倒的に有利です。
というのも、上記事務所は、それぞれ予備試験受験者(合格者ではないですよ!念のため。)の学部生を対象にサマークラーク(インターン的なものです。)を行なっています。
また、予備試験合格者を対象にウィンタークラークを行ってもいます!
これのなにが良いかというと、事務所の弁護士に顔を覚えてもらったり、自分をアピールするチャンスなんですね。やはり、こうしたサマーインターンなどに参加していると、採用してもらえる割合は高くなるようです!
また、そこまで長期的な目線でなくとも、学部のうちに、4大事務所の世界を股にかけて活躍する弁護士の先生方のお話を聞けるだけでも相当の価値があると思います!
やはり、弁護士を目指し、かつ自分の望む事務所に入れるようにするためには、予備試験は受けて損はないですね
理由② 金銭的&時間的な負担が軽くなる!
次に、予備試験は金銭的&時間的な負担を減らすことができます!
というのも、先ほど見たように、法科大学院は授業料がかかります…しかもそんなに安くない(法科大学院ごとに異なりますが、だいたい2年で200万円が目安だと思います)。😢
この点、予備試験であれば法科大学院の授業料は丸々浮くわけですから、金銭面の負担も軽くなりますね。
そうだとしても、確かに予備試験でも予備校に通ったりすることはありますから、そんなに変わらないぞ?と思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、私は昨年、インプットを独学で済ませて、短答式試験に合格し二次試験まで進むことができました。(独学での勉強方法などはまた別の機会にお話しします!)また、不合格だったものの、その成績が比較的良好だったので予備校の特待を受けて授業料50%免除を獲得しました。
もっとも、最初から独学だと不安だという方はここもおすすめです!
法律学習のノウハウがスマホに!オンライン予備校の画期的システムとは?【資格スクエア】
私も愛用してる短答対策アプリがここからでてるんですが、無料の会員登録をするだけで、無料で使い放題!スマホで隙間時間にできるのでかなり重宝します。
(去年受験した時に知りたかった…
このように、予備試験だと意外とお金をかけなくてもなんとかなるんですね。
なんと言っても、合格しさえすれば、法科大学院に行かなくていいわけですから、そのメリットは大きいでしょう。
また、時間にしても、法科大学院の2年分が浮くと考えれば、そのメリットは説明するまでもないほど大きいですね。(何しろ20代の貴重な2年間です😀)
というわけで、予備試験は法科大学院の授業料と通う時間という、金銭面、時間面の両方の負担をゼロにできるわけです。
このように、予備試験に合格すれば、金銭&時間的な負担が軽くなるわけです。
理由③ 能力が上がる!
最後に、予備試験はそれなりに難しい、骨のある試験ですから、これに取り組むことは必然的にスキルアップにつながります。
しかし、ここで自分などには到底無理、あるいは今年は受かる気がしないから受けない、などと考えてしまう方もいらっしゃるかも知れません…
しかし、そのように後ろ向きになる必要はありません。
仮に受からなかったとしても、試験の本番の環境に慣れることで来年以降の受験の下準備ができますし、何より受かろうとして本気で勉強した経験が自分のスキルを上げてくれると思います!
現実問題としても、予備試験を受けるために勉強すれば、大学の期末テストは非常に容易なものに感じられるはずです。
そうすると、必修の法律科目を落とす心配とは無縁の大学生活を送れるわけですから、それだけでも十分に価値あることですね。
ともかく、予備試験を受ける過程で身につく、法律の知識、論理的思考力、文書作成力などはこの先一生使える武器になると思ってます。
というわけで、予備試験、受けてみましょう!
令和2年予備試験の予定はこちら!
令和2年予備試験の予定はこんな感じです!
自分1人では難しいって人には、こんなサービスもあったりします。よろしければご確認を〜
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確かに、3次試験まであるの精神的に辛いですよね…😢
しかし、実際問題として、法曹有資格者として働き始めれば、精神的に辛いことなんて枚挙にいとまが無いはずです。
となると、メンタルのトレーニングとして、予備試験が精神的に辛いのはむしろ好都合ですね。
ぜひぜひ、予備試験を受験して、合格し、目標を叶えてください!
これについては別記事で説明しますが、法律の知識一ミリもないよって人もとりあえずこれは買ったほうがいいです。
過去問をやらないと勉強の指針も立てられないので。
短答の過去問に関してはLECがダントツおすすめです。私も基本的には全ての年度をここで揃えてます。小型だし、解説もほどよいです。

