健康

台湾生活の中で見た!過去にSARSを経験した台湾のコロナ対策まとめ

ハロハロ~めいめいです! 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今話題になっている新型コロナウイルス、怖いですよね。日本では2月18日現在、確認できた感染者数が66名に上りました。過去にSARSも経験した台湾でも現在22名の感染者が確認されており、数は日に日に増えています。

筆者は2月中旬から短期留学のために台湾に来ておりますが、今回は台湾に来て一週間、筆者個人が生活している中で見た台湾の新型コロナ対策、そして筆者が感じた日本との差をまとめてみようと思います。

※素人目線で観察したことをまとめた記事です。出来る限りのリサーチもしましたが、私見や筆者個人の意見がほんの少し含まれるところがありますので、ご理解の上でお読みください。

入境者全員の「入境健康声明書」記入義務

台湾では今入境する際に「入境健康声明書」を記入することが香港・中国・マカオ以外から来た入境者に義務付けられています。これは前から記入義務があった「入境カード」以外に提出すべき紙が1枚増えた、って感じです。(あくまでも日本から渡航する場合です。中国本土、マカオ、香港などについてはまた別記事でまとめようと思います)

記入の内容には氏名、性別、便名、パスポート番号などの入境カードと似た内容以外にも過去14日に発熱、咳、息切れ、の症状があったか、またはそれらの症状を抑える薬を服用したかという設問があります。その他にも過去14日間に中国本土、香港、マカオへの渡航歴の有無についての設問があります。

旅客機から降りて入境審査する前にこの「入境健康声明書」提出します。職員の人が記入漏れがないかひとりひとりチェックしていきますので、時間が少しかかります。急いでる方は注意しておきましょう。チェック時にはパスポートも必要ですので、要注意です。

なおこの「入境健康声明書」の記入から逃げたり、記入の拒否、記入内容の虚偽があった場合は台湾の法律に基づき最高で15万元(日本円で約55万円)の罰金が科せられます。

一つ注意するべきところは「Telephone in Taiwan」という項目です。筆者はその時台湾では携帯電話を所持していなかったため空欄にしましたが、職員さんからは日本での携帯番号を記入するように言われました。

日本の国番号は「+81」です。国番号は電話番号の前に付け加えると国際電話が掛けられますので、海外へ行く際には覚えておくと便利です。

記入に関しての詳しいことは空港の職員さんに確認してください。

入境健康声明書についての詳しいことはこちらをご覧ください。(外部リンク・日本語・2月11日時点の情報)

マスクの売買は規制されてる?!

台湾では今、ここで生活している人たちにマスクが行き渡るようにと、マスクの売買は政府により制限されています。2020年1月31日から政府が国内で生産されたマスクをすべて買い取り、政府の管理の下、市場に放出されるようになりました。値段も多くの人々が入手しやすいように、普段の1枚8元から6元に下がりました。

2月6日からはマスクの売買については「実名制」が導入されました。マスクは毎日成人用が200枚ずつ、子供用が一日50枚ずつ、台湾にある6000あまりの健康保険特約薬局に配布されます。購入の際には保険証の提示が義務付けられました。保険証番号が偶数か奇数によって購入できる曜日が分かれている上に、同じ保険証での購入は7日に一度に限られ、薬局の混雑が避けられています。筆者も一週間ほど滞在しましたが、薬局でのマスクの行列は目立ちませんでした。台湾で居住している外国籍の方は居留証を提出すれば購入できます

値段も6元から5元に下がり、一度に2枚まで購入可能となりました。各薬局のマスク在庫も透明化され、ネットで近くの薬局のマスク在庫が調べられるようになりました。(リンク先中国語)つまりは保険証と10元硬貨があればマスク2枚買えるってことです。

その他に社会人の友人の話によりますと、多くの場合サービス業や窓口業務をしている人たちは職場で一日一枚配布されているところが多いです。しかし中にもマスク不足の声やマスクが足りず困っている声もあり、筆者も布で作ったマスクを着用している方をあちこちで見かけました。

「10元硬貨と保険証忘れずに!」薬局に貼られていたマスク販売の告知

台湾でのマスク販売制限のほかにも、マスクの国外流出防止のために台湾政府はマスクの輸出制限もかけることにしました。2020年1月24日から2月24日の一か月間、台湾から出国する旅客が持ち出せるマスクの数は自分用のを5箱までとのこと。これはひと箱50枚の計算で、旅客一人当たり250枚まで国外に持ち出せる制限が掛かってます。外国人が海外へ持ち出すためのマスクを台湾で入手するのは困難になりましたね。

今現在台湾では保険証が無いとマスクが入手できません。台湾へ渡航する際には十分にマスクを用意することをおススメ勧めします。マスクしないと立ち入りできない施設もあったりしますので、最低一日一枚確保できるといいと思います。

マスクの売買制限についてはこちら輸出制限についてはこちらをご覧ください。(外部リンク・中国語)

入口にアルコール消毒機械と警備員?

筆者はこの一週間、あらゆる公共施設では入口にアルコール消毒液が置いてあるのをみかけました。日本では手動で消毒液を押し出すボトルが設置されている場所も多いですが、台湾ではセンサー式の消毒液ディスペンサーが主流です。台湾では消毒液のボトルに接触することは不衛生だという考えがあり、この接触が必要ではないセンサー式が重宝されています。機械がない施設でも入口の警備員が直接ボトルを手に持ち、利用者が触れることが無いようにと直接消毒液を手に吹きかけてくれます。

大学にあった自動アルコール消毒機

台湾で主流なこの機種は「HM2 自動感應手指消毒機」(リンク先中国語)、台湾で製造された初めてのアルコールディスペンサーです。2003年に流行したSARSをきっかけにこのアルコールディスペンサーが開発され、2020年現在も活躍しています。筆者も2003年台湾にいましたが、当時家にも一台ありました。製造者は台湾の企業「蕙聯興業有限公司」ではその他にも「Oxygen奧世潔」シリーズの衛生管理の商品がたくさん発売されています。公式サイトでは2020年2月18日現在、この「HM2 自動感應手指消毒機」は品薄ということです。

2月20日更新:筆者が確認したところ、「HM2 自動感應手指消毒機」の商品ページが無くなっておりました。完売したのかなと思います。なお後継機の「HM2S 自動感應手指消毒機」が品薄状態で、発送が4月上旬になる見込みです。(リンク先商品ページ)

残念ながらこの「HM2 自動感應手指消毒機」は日本では販売されていませんが、代わりに他社製のセンサー式のアルコールディスペンサーをここに貼ります。これをきっかけに接触を要しないセンサー式の導入はいかがでしょうか?

あらゆる場所で体温チェック!

今現在台湾のあらゆる場所では入口に警備員が体温計を持って、その場所の利用者全員の体温をチェックしています。筆者は「圓山大飯店」などの公共施設、区役所、銀行、友人の大学の寮などで体温を測られました。ほとんどの場所で使用していた体温計は額の表面温度を測るタイプで、約3秒で体温を測れます。体温計に接触することがないので、その辺は安心ですね。発熱が確認された場合は入場を拒否されたりしまいますので、注意してください。

現在台湾政府が定めた「発熱」の定義によりますと

額の表面温度:37.5度以上

耳から測る体温:38度以上

で発熱となります。体温計にも様々なタイプがあり、耳で測るタイプや額の表面温度を測るタイプもあります。使用する体温計のタイプによって「発熱」の定義が異なりますので、要注意です。ちなみに空港で使用する赤外線での体温検査では37.5度以上を発熱とするとのことです。

筆者が携帯している体温計・脇に挟むタイプ

これは筆者が個人的にやっていることですが、新型肝炎が流行しているこの時期は体温計を携帯しております。万が一相手の体温計で「発熱」と判定されてしまった場合にも、自分の携帯している体温計でもう一度確認するためです。筆者は一度日向ぼっこした後に体温を測られた際に熱と判断されかけました。結局5分休憩した後平熱に戻りましたが、最初に熱判定されたときの警備員さんは怖かったです((((;゚Д゚))))

万が一相手の体温計に不備があったり、急いで走ったりで体温が上がってしまい、発熱と判断された場合に備えて自分で体温を測る手段を用意しておくのはいかがでしょう。

最後に

台湾で少し生活して気づいた新型肝炎への対策の数々を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?この記事内では数々の公共対策を紹介していきましたが、外的な対策にばかり頼らず、感染予防は個人でもできる手洗い・うがい、マスク着用、人混みを避ける、体温管理、外食を避ける、などから始めたほうが確実だと筆者は感じます。

今年の初めに流行り出した新型コロナウイルス、感染者の早期回復、事態の早期終息を願います。

ではまた次の記事で~ 下次見!

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めいめい
台湾生まれ、日本育ち。慶應義塾大学経済学部PEARL所属。好きな事はゲーム、読書、美味しいご飯。将来の夢は満員電車を避けて生活すること。

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